サイトアイコン 問題解決を後押しする都庁前のLiens税理士事務所 齋藤幸生

【本の紹介】これからの時代のお金に強い人、弱い人。投資とお金持ちとなるには努力が必要!

お金にもメンターが必要だと痛感!

これからの時代のお金に強い人、弱い人

今回は、本の紹介をします。

これからの時代のお金に強い人、弱い人

という本です。

 

著者はサチン・チョードリー氏です。

 

私は彼のことは知りませんでしたが、

本屋さんでふと見かけてたので、

ジャケ買いしたというわけです。

 

ジム・ロジャースへのインタビューも

入っている様だったので、

読んでみたいとは思いました。

 

内容は著者自身が経験して来た

お金を増やすことについて書かれています。

 

世の中に出回っている、

この銘柄を買えば値上がりで儲かる

という系統の本ではありません。

 

どちらかというと、

現代には向かない、コツコツ、努力

といったことが入っている本です。

 

全部で4章からなっており、それぞれ

・「マインド」を変える
・「習慣」を変える
・「学び」を変える
・「行動」を変える

から構成されています。

 

当たり前といえば、当たり前のことを

伝えている本書ではありますが、

 

なるほどと思ったことがかなりあり、

これから投資を行う人、すでに投資をした人

 

どのフェーズにいたとしても

読んだ方が良い良書だと思います。

 

例えば、人間何かをやろうとすると

必ず、調べたり、学習したりします。

 

しかし、お金で投資をしようとすると、

なぜか大きなお金を持っていないとダメ!

のような発想をしてませんか?

 

といったことから始まって、

投資と投機の違いを判らせてくれます。

 

確かに、私にも身に覚えがあります。

特に深く考えず、計画や予算も組まず、

 

なぜか投資(この場合投機)をしてしまって、

損が出て、やっぱり投資は危ない!と

思ってしまうことが・・・

 

また、ジム・ロジャースとの対談も

収録されていて、興味深い内容もあります。

 

例えば、ジム・ロジャースは子供に、

お金の増やし方を学ばせています。

 

円、元、ドルといった通貨で、

自分で貯金させて、お金を使うこと

 

お金を使った場合にはどうなるか、

長女には中国語を話せるようにして、

 

将来に役に立つようなことをさせ、

14歳の長女に働くことを経験させています。

 

今はわかりませんが、彼女は時給20ドルで

中国語の家庭教師をしているそうです。

 

日本円で2,000円を超えます!

たった、14歳の女の子が稼いでいるのです。

 

このように著者の経験と対談を

読むことは非常に多くの気づきがあります。

 

投資をすることとお金持ちになるには?

本書では、投資をすること、

お金持ちとなることは分けて

考えているようです。

 

つまり、投資がお金持ちなる手段ではなく、

最終的にお金持ちとなるには、

投資も必要なのだという結論です。

 

そもそもお金持ちとなると決意することと

投資をするぞという決意は別物です。

 

確かに、別々のものとして考えるのが

筋が通っているのではないでしょうか?

 

お金持ちとなるには、無駄な支出はなくし、

意味のあるお金の使い方をします。

 

投資もしますが、持っているお金の1/3で

投資を行うように勧めています。

 

 

また、お金は持っていること自体が

リスクにさらされるということです。

 

貯金をしていても利息はないに等しいです。

しかし、株を購入して配当金をもうだけで、

 

リターンは利息の100倍にすぐになります。

しかし、株価の低下リスクも同時にあります。

 

要するに、リスクとリターンは表裏一体のもので

リターンがあるからリスクがあり、

リスクがあるからリターンもあるのです。

 

ですから、リターンばかり強調、リスクがない

ということはあり得ないことになります。

 

ですが、このリスクを下げることも

当然できるわけです。

 

このように、本書は当たり前の気づきを

もたらしてくれるのです。

 

チャレンジの前にすることがある

では、実際に投資を始めてみようと

チャレンジしますが、その前に

することがあります。

 

そうです。学ぶ、調べることです。

 

これをお金に関してしない人が多い

というのが世の中の常ではないでしょうか?

 

本屋に行って投資の雑誌を眺める、

何かの投資セミナーにいって、

 

この銘柄の株価が上がるといわれたから

というような理由で投資をしてませんか?

 

ここでも、気が付きがあります。

 

なぜ、株を買うのに会社の情報を確認、

調べるといったことをしないのか?です。

 

これでは、地図やコンパスを見ずに

森の中に入っていくだけとなります。

本書ではそういった解説もしています。

 

まずは、調べる、学ぶ、そして、

自分の知っている分野に投資する。

 

知っている分野に投資することは、

まったく知らない分野に投資するよりは、

 

断然リスクが低くなるわけです。

何も知らないわけではないからです。

 

その分野の企業の情報を調べたり、

確認することでリスクを減少できます。

 

また、投資するには、ルールを決めます。

著者は20%ルールを決めていました。

 

値上がりが20%になったら売る

という簡単なルールです。

 

加えて予算や計画も決めていきます。

つまり、お金の量を決めることで、

 

リスクにさらされる資産の範囲を

より限定的にするわけです。

 

また余剰資金を持つようにアドバイスがあります。

これは、もし価格が下がっても、追加購入で、

 

購入の平均単価を低下させて、

損益分岐点を下げる効果があります。

 

例えば、時価1,000円の株を購入後、

800円まで下がってしまったとしても、

 

800円で購入すると、一株が次のようになります。

(1,000+800)÷2株=900円

 

そうすると、購入前は損益分岐点は1,000円、

購入後は900円まで下げることができます。

 

逆に儲けた場合のお金の使い方もあります。

もうけたお金でさらに投資をするのです。

 

そうすることで、儲けたお金なので、

損をしたとしてもなんてことないです。

 

通常の人だと、儲けたお金を散財してしまう、

なんてよく聞くことだと思います。

それは、お金持ちにはない感覚となるようです。

 

本書では、強い人と弱い人に分けて解説

本書では、お金に強い人と弱い人に

分けて書かれているのですが、

 

これをお金持ちと一般人に分けると

より読みやすいと感じます。

 

一概に弱い人の思考がそうでもないなあと

思う箇所もあるからです。

 

それに、本書を読まれる人の多くが

お金持ちではなく、一般人だと思います。

 

ですから、弱い人=一般人と読み替えて

読み進めていくことで、強い人=お金持ち

 

になるにはどうしたらという考えを

吸収すればいいのかなあと思います。

 

 

 


編集後記

今日は税理士業をしません。

それ以外のことに時間を使いたいと思います。

 

それから、今後は投資も始めたいと

思っています。

 

まあ、3か月前くらいから少額で

ビットコインを購入しているんですけどね。

 

 

では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 

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