サイトアイコン 問題解決を後押しする都庁前のLiens税理士事務所 齋藤幸生

【新社会人向け】給料の明細の中身を考えてみよう!社会では知らないは通用しない!

次はこれだ!楽しみだ!

給料明細を確認してみよう!

新社会人の方たちは、もうすぐ給料日

ということで、初任給の時期になります。

社会人の中には、給料明細を確認しない

という人もいるかもしれませんが、

それはよくありません。

 

必ず、給料明細を確認しましょう!

給料明細には色々情報が載っています。

ざっくりではありますが、以下のものです。

・給料関係(基本給、各種手当、残業代など)

・社会保険関係(健康保険、厚生年金、雇用保険)

・税金関係(源泉所得税、住民税)

 

確認しておいて損はないのは、以下の項目です。

・残業代(きちんと計算されているか?)

・健康保険、厚生年金(標準報酬月額とおりか?)

・源泉所得税(源泉所得税の金額はあっているか?)

 

残業代や社会保険は社労士の分野なので、

詳しくは書きませんが、給料計算をやっている

人は社員数が増えれば増えるほど、

間違える可能性が高まります。

 

毎月給料明細を確認しておく必要が

あると思います。

 

源泉所得税って何?

源泉所得税とは、所得税のことです。

そのうち、先に天引きできるシステムが

源泉徴収というシステムです。

 

つまり、先に天引きできる

源泉徴収による所得税=源泉所得税

ということなのです。

 

サービスメニュー

 

この源泉所得税の対象になる収入は、

かなりありますので、今回は割愛しますが、

給料も対象となっていることを

知っておきましょう!

 

源泉所得税の徴収方法は、源泉所得税の

日額表と月額表に分かれます。

一般的にお勤めの方だと、月額表になります。

 

この月額表は、さらに甲、乙に分かれます。

・甲は主として働く会社から徴収

・乙は副業で働く会社から徴収

 

従って、今回は、甲で徴収される場合について

解説を行いたいと思います。

甲での源泉所得税の決定方法

1.総支給額-社会保険料(注1)
=源泉所得税の対象の収入
(注1)社会保険料とは、健康保険、厚生年金、雇用保険

2.源泉所得税の対象金額を月額表の範囲に合わせる

3.範囲に合わせたら、表の右側の扶養人数に合わせる

4.収入と扶養の人数に合うところが税金の額

 

実際の表を使って、考えてみましょう!

前提:総支給額250,000円、社会保険37,410円、扶養親族なし

1.250,000-37,410=212,590

2.211,000~213,000の範囲

3.扶養親族は0人

4.5,200円と決定できる

 

社会では知らないは通用しない

月額の源泉所得税の金額を知ることが

できたと思います。

こういったこまごまとした知識から、

社会の一般常識、仕事のやり方など

社会に出ると知らないことばかり・・・

 

しかし、社会では知らないは通用しない

ということが起こり得ます。

 

私の経験ですが、先日の国税局の無料相談で

3/15に医療費控除の関係の質問を受けました。

国税局担当者からは、地方税のことは、

地方税に聞くように案内してくれとの指示でした。

 

このご質問では、当然、地方税(住民税)に

反映されなくなっていまう可能性を心配して

いる納税者でしたが、国税の情報が、

いつ地方税に回されるのかはわかりません。

 

ですので、わからない旨伝えたのですが、

これに納得いかなかったらしく、

クレームとなりました。

もっと納税者のことを考えてくれとのこと。

 

しかし、よくよく考えると、

納税者が納得いかなかったのは

案内してくれるしてくれないよりも、

親身になってくれるかくれないか?

ということだったのだと思います。

 

知らないものはどうしようもない

確かにそうなのですが、

親身になると相手にも伝わります。

 

ですから、知らないは通用しなくても

やりようはあるし、何かをやって差し上げる

ということも必要なのです。

 

 

最近のネット上での情報に振り回されないように

最近、ネットではこんな会社は

やめておいた方が良い、

こんな会社はダメだ!といった

批判が多いかなと思います。

 

最近の若い人たちは、ネットのみで

情報を集めているということも

見聞きしています。

 

また、会社のために働くことはない

などの考え方もあります。

 

しかし、よくよく考えると、

会社と労働者との信頼関係が壊れて

両方とも疑心暗鬼になっていると

思わざるを得ません。

 

また、会社を批判するのであれば、

すっぱり会社を辞め、組織に属することなく

独立して、自分のやりたいようにやれば

いいのでは?とも思います。

 

でも、批判している多くの人は、

なぜか組織に属し、会社のために働いている

そういった人が多いのです。

つまり、批判はネットでして、実社会で

折り合いをつけているのかなと・・

 

なんか大人としてどうなのよ・・・

と思わざるを得ません。

そうではなく、反面教師として、

ネット情報に振り回されないように

して頂きたいなと思います。

 

 


編集後記

今日も完全オフです。

昨日ようやっとアマゾンプライムで

エージェントオブシールド3期を

すべて見終えることができました。

 

今現在、5期がやっている様で、

早くみられるようにして欲しいです。

 

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