サイトアイコン 問題解決を後押しする都庁前のLiens税理士事務所 齋藤幸生

法人の決算がうまく進まない理由、準備を怠らないようにしよう!

法人の決算が進まないイメージ!

法人の決算がうまく進まない

法人の決算がうまく進まないとき

があります。

税理士事務所で勤務した当初は

この様な仕事になっていました。

それに関してはやはり理由が

あるのです。

・お客様が入力していない
・年一のお客様対応
・締め後の売上判明が申告月になる
・担当者からうまく説明できていない
・お客様が反抗的でうまくいかない
・担当者とお客様が合わない

など、色々あります。

ですが、うまく進まない理由で

私は一番多く経験したのは、

自計化(お客様が入力すること)で

なかなか入力していくれない

ということです。

メールして、電話して、文書で催促して

色々やっても入力をしてくれない。

そんな方もいました。

入力を催促することに意味があるという

ことでずっと催促していたことを

覚えています。

この様なお客様の場合、

決算を最後に回しておいた方が

無難ですし、精神的に楽です。

決算内容をお客様と共有する

上記のような例は、例外として、

決算がうまく進まないという

決算を行う担当者側の悩みは

担当者のやり方にも問題が

ある場合があります。

問題点として、

決算での会計処理事項を洗い出して

お客様へ説明していないことです。

決算申告だから入力していくれ!

売掛金、買掛金などの勘定科目の

残高を教えてくれ!

など、決算ではお客様に依頼を

しないと進みません。

私の場合には、初めての決算になる

会社の場合には、決算について

説明書を作成して、お客様と確認して

やっていました。

そうすると、何が必要で、必要でないか

計上漏れがないかを確認できます。

また、そのお客様特有の処理も

発見できたりします。

確かに、決算業務としては、

税理士事務所がやりますが、

その内容をお客様に知って

頂くことは重要なのです。

税金の計算は一番最後

税金の計算は当然ながら

一番最後になります。

これは当たりまえなのですが、

これを理解していない社長が

いたりします。

なので、利益が出たら、決算対策!

という流れになっていきます。

そうではなく、決算処理⇒税金計算

という流れがあることを

お客様に知ってもらうことも

必要となります。

確かに概算でも法人税の計算は

できると言えばできます。

ただ、中小企業の場合、

決算月である12月や3月に

売上が多くなったりする

場合もあります。

その結果、利幅は変わらないが、

量が増えたので、想定以上の

利益になってしまう場合があります。

そういったこともお客様と

共有しておくと良いかと思います。

要するに、会計処理がすべて完了

しないとわかない場合がある

ということです。

まとめ

法人の決算がうまく進まない

という原因はお客様によって

様々ですが、何がうまく

行かない原因なのかを

分析することは重要です。

来年以降への課題になるからです。

その課題を周りと共有したり、

自分でまとめてみたりなどを

することで、経験の蓄積になります。

同じことを何回も繰り返す

お客様もいます。

それでも、協力してもらうしか

ありません。

毎日経理を行うこと、

月次決算を実行するなどして

会計処理と試算表の重要性が

あることを分かってもらうしか

ない場合もあります。


編集後記

今日は、国税庁での無料相談の日です。

電話のオペレーターになってきます。

先日でようやく慣れました。

なんかなれなくてもいいことに

なれているかもしれません。

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