サイトアイコン 問題解決を後押しする都庁前のLiens税理士事務所 齋藤幸生

創業とビジネスモデルチェック

創業とビジネスモデルのチェック

創業を行うからには、ご自身が経験した体験(不満や
不安を覚えたこと)・これは売れると天啓で授かった
ことなどがあるかと思います。
ですが、現実に購入してもらうことはかなり厳しい
ことが多いです。

そこで、ここではビジネスモデルのチェックをしましょう!

1.ミッション(なぜ企業があるか)の明確化
・世の中のどんなニーズに応えるのですか?
・具体的にどうやってニーズに応えるのですか?
・お客様は満足されますか?

2.競合を考える
・自社と同じことを行っている会社はありませんか?
・先行会社がある場合には差別化はできていますか?
・自社のものはお客様がさらに満足を感じますか?

3.SWOT分析をしてみる
SWOT分析とは、Strength,Weakness,Opportunity,Treatの
頭文字をとったものです。
日本語ですと、強み・弱み・機会・脅威になります。
SWOT分析は、SWとOTに分けられます。
つまり、SWは内部環境、OTは外部環境です。
創業に係わらず、まずはOTから考えましょう!
外部環境があってからSWの方が考えやすいです。

つまり、外部環境(体験経験)が商品・サービスを
購入してもらう転機になっているのではないですか?
こんなサービスがあったらいいのにないなどいった
ことが創業をする理由となっているはずです。

内部環境 外部環境
S 3つ以上 O 3つ以上
W 3つ以上 T 3つ以上

 

上記は、3つ以上は書き出してみてください!

 

自社の商品サービスを購入してもらえるには?

ここでは、上記のSWOT分析を使って自社の商品
サービスをどうやったら購入してもらうには?と
いうことを考えてきたいと思います。

O T
S 強みエリア
強化ポイント
差別化を検討
W 弱みを解消 弱み解消まで
耐える

表のとおりに、分析できますので、以下の様に
検討してきます。

1.SOのエリア
最も差別化可能なので創業時に一番力を入れる
べきポイントになります。この部分を購入して
もらえるようにします。

2.STのエリア
自社が強みを持っていますが、いつ競争になるか
わからないところなので、競争するかどうかを
考える必要があります。
一人社長ですと最初は後回しで大丈夫ですが、
SOの対応が終わったら次に対応しましょう!

3.WOのエリア
自社が弱い部分です。強みにもなりえますので、
STの対応が終わったら強化すべきポイントです!
ですから、当面は後回しになります。

4.WT
自社の弱点です。ここでは戦わないことです。
耐えるのみです。ここに資源を集中するよりは
SOやSTの分野を強化しましょう!

 

売上を伸ばすための営業方法は?

なぜ顧客が買ってくれないかを始まりの地点として
考えてるようにしてみましょう!

なぜ購入してくれないかを考えてみると・・・
なぜという問いに関しては答えがあると思います。
ここでの答えは想定できる原因になります。

たとえば・・・
お客様のニーズ解消に至っていない
類似するものがあり、自社よりも安価
類似との違いが判断できないので、購入にならない

こういった想定原因を上げていって、解消ポイント
を挙げていきます。

創業当初は、信用がない、周知がまだといったこと
が普通です。ということは、自社をアピールする
ことが必要かと思います。

営業は訪問だけではではありません。
ブロガーに使ってもらう、youtuberに使ってもらう、
自分で商品ブログを立ち上げてお客様の視点に立った
利用法を紹介してみる。Youtubeで自社チャンネルを
開設し商品紹介の動画を製作してみる。

ネットを使うことでアピールをすることができます!
どこかに営業しようとすると、スケジュール管理、
相手へのアポイントなど営業訪問をするまでに
ハードルが高くなります。
ですから、まずは自分で世界にアピールをしてみま
せんか?

 

まとめ

ビジネスモデルのチェックが最初にあるのは、
ここを間違えると創業がうまくいきません。
その後の購入してもらうための分析は、
自分の立ち位置を考えるいい機会です。

その後の営業方法は、従来の訪問型営業では
なく、ネットを営業手法として取り入れる
視点からまとめてみました。

 

分析の基本は客観的とは言いますが、自分の
ことでは客観的というのは、難しいです。
そこで、購入してもらうには?という視点
から考えていけば、客観性に近づけると
思います。

 


編集後記

東京青年税理士連盟定期総会にて撮影

昨日は、東京青年税理士連盟の定期総会に
参加してきました!
加入者は増えているようですが、30代・
40代は少ないなという印象を受けました。

やはり平均年齢70歳の税理士業界という
ことなのだなと思いました。

 

 

モバイルバージョンを終了