サイトアイコン 問題解決を後押しする都庁前のLiens税理士事務所 齋藤幸生

クラウド会計は本当に導入が必要?

いい加減ラインレスになってほしい・・・
物理的に無理なんだけど・・・

クラウド会計の優位性は?

クラウド会計の優位性は、

自動取込、自動仕訳、

経営レポートが出てくる、

効率性が上がるなど

といったことが挙げられます。

 

実際には、上記のことは、

弥生会計でもできるように

なっています。

 

レシート読み込みは

クラウド会計と弥生会計の

どちらでもできるのです。

 

それでは、価格は?というと、

法人の場合には、

弥生会計オンライン 28,080円

freeeライト版 年21,384円

MFクラウドライトプラン 年21,780円

という状態です。

 

無料期間は、

弥生会計が14ヶ月無料

freeeが30日

MFクラウドが45日

となっています。

 

サービスがほとんど同じで、

かつ、料金もほとんど変わらない

ということだともう差別化は

ないようなものです。

 

ただ、一般のインストール型の

会計ソフトに比べると価格面で

のみ優位性があるので、

その点だけは差別化になって

いると思います。

 

 

税理士の立場からのソフト利用

今度は税理士の立場から各社の

ソフトについて考えてみたいと

思います。

 

弥生PAP会員 64,800円

freee認定アドバイザー 基本無料

MFクラウド公認メンバー 基本無料

 

現行の各社の制度では、

上記の様になっています。

 

税理士の立場からすると、

クラウド会計をお客様にご利用

頂いた方が良いということに

なると思います。

 

私はというと・・・

弥生PAP会員にはなっていませんが、

基本的には弥生会計がメインの

会社が多いです。

 

次に多いのがMFクラウドです。

freeeはいまだに研究用で

認定アドバイザーのアカウントを

いじっている状況です。

 

操作性について言うと、

私の個人的な見解ですが、

MFクラウドがお客様、税理士

双方にとって使いやすいと

結論を出しています。

 

インストール型の弥生会計は

記帳が分かっている方であれば

問題ないのですが、

創業間もない会社からすると

オーバースペックになります。

 

 

 

クラウド会計でないといけないの?

近年、クラウドソフト人気が

会計業界ではありますが、

本当にクラウド会計でないと

いけないのか?と

最近思っています。

 

というのは、本当に規模の小さい

年商500万円以下のフリーランス

といった方ですと、そもそも

会計ソフト必要?と思うのです。

 

規模の小さい方であれば、

基本的には所得税の申告のみに

対応していればよいので、

元帳excelが付いている

本を買えば、3,000円くらいで

申告書まで作れます。

 

消費税の納税義務者になって

ようやく会計ソフトの導入を

考えてみてもいいくらいです。

 

まずは、本当にクラウド会計が

必要なのかどうなのか?を

考えてみることも必要だな

と思っています。

 

 

まとめ

クラウド会計同士の差別化は

あってないようなものです。

 

現状、会計ソフト市場は

弥生会計が1位にいるので

弥生会計オンラインも

1位の状況です。

(先日、弥生会計の担当者が

来た税理士会の研修でデータを

見ました。)

 

お客様としては、

税理士に依頼するとそのまま

鵜呑みにせざるを得ない

会計ソフトですが、

 

本当に会計ソフトが必要なのか

価格は一体いくらなのか

機能で必要なのはどれか

といったことも含めて

検討していくことが

本来は必要なことだと思います。

 

 


編集後記

昨日は、お客様への訪問でした。

久々に午前中から電車に乗っての

移動となりました。

 

たまには、電車での移動も

悪くないなと思います。

 

 

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