これを買った人を見てみたい・・・
税理士と税務調査官の視点の違い
税理士と税務調査官には明らかに
視点の違いなるものが存在します。
その税理士のやり方次第ですが、
月関与で経理データのみで判断する
というやり方が主流かなと思います。
私の関与先にもこういった方はいます。
しかし、ずっと商売をされている方で
資料の保存が普通にできているし、
なんか危険かもといった場合や、
こうしてほしいということを相談して
くださるので、原始資料は見てません。
税務調査を受けたことがあれば、
分かることですが、税務調査官は
原始資料を大切にします。
というのは、原始資料ほど真実な
物証はないからです。
要するに帳簿は信用していません。
税理士が関与していれば、当然に
加工されているからです。
(税務調査官視点でいえば)
税理士と税務調査官の大きな違いは
原始資料の取り扱いなのです。
なぜ税務調査で非違事項がでるのか?
では、なぜ税務調査で非違事項が
出るのか?ということになります。
原因としては・・・
1.税理士の不注意
2.原始資料を見ないので税理士が
判断不能
この2点かなと思います。
税理士もたまに不注意をすることが
あります。
私がやったのは、保険の費用計上時期
についての判断ミスです。
期間をちゃんと確認しなかったため、
翌期の保険料を当期にしてました。
年1回払いの保険料であるため、
2年分を費用計上していたのです。
2つ目の原始資料を見ない関与は
あまりお勧めしません。
ところがほとんどの税理士は、
領収書を見る必要がないなどどいって
見ていない場合が多いです。
このことによるリスクをお客様に
伝えていないのであれば、それは
問題かなと思います。
というのも、原始資料を見ていれば、
非違事項にならなかった事案かも
しれないからです。
本税の負担はともかく、罰金の負担は
税理士と交渉してもいいでしょう。
税理士と税務調査官は実は仲良し?
税理士の監督役所は国税庁です。
東京だと税理士と税務署は仲良し
だろうなと思います。
なぜかと言うと、年に何回かある
税理士の支部の常会という会議に
税務署の幹部が参加しているのです。
異動してきた幹部の紹介の後に、
懇親会をしてきます。
みんなで名刺交換会が始まります。
この様に東京については、税理士と
税務署は良好な関係にあると言っても
良いと思います。
幹部を知っているということは、
クレームを言いやすい環境では
ありますが、過度に期待することは
できません。
ここで何度も言っている通りに、
公務員は合法性の原則により、
法に沿ったことをしなければ
ならないからです。
それに、巷で一部言われてるような
課税処分の取消しや減額があった
なんてことは普通の人には訪れません。
そのようなことが起こるのは、
違法性ある行動をとった結果として
起こっているだけに過ぎないのです。
まとめ
税理士と税務調査官の視点の違いが
分かることで、税務調査対策もできる
様になります。
私としては、原始資料をみる関与が
普通であると考えていますが、
昨今の顧問料の低下では、原始資料を
税理士が確認しないこともありかな
と思っています。
税務調査では非違事項がないとヤバイ
なんて言われますが、そんなことは
ありません。
見つかる見つからないということは
ありますが、申告是認でも問題ないです。
むしろ優良企業です。
編集後記
昨日は、ホームページのドメイン移行と
現在のホームページの業者との契約解除
を行いました。
今日にもホームページのドメイン移行を
完了させて運用したいと思っています。
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