経理の基本とは?




領収書は毎日整理ですよ!
大丈夫です!そのうち整理せずには
いられなくなるはず?です。

経理の基本を身に着けよう!

経理の基本は、売上、売上原価、経費、お金
の管理をするということです!
従って、経理ができない社長ということは、
経営ができないということになります!

それって社長ですか?という風になって
しまうと思うのです。

経理の基本を押さえることによって、
会社の実績と社長様との間の齟齬を感じ、
会社運営を行っていけば、そう簡単に
会社がおかしなことになるということ
にはなりません。

では、以下で経理の基本を身に着けましょう!

行動した、とっておく、判断、整理

経理の流れを考えてみましょう!
1.行動した
(売り上げた、仕入れた、経費使った)
2.取っておく
(請求書、レシートや領収書)
3.判断
(売上?、仕入?、経費になる?)
4.整理
(請求書をまとめる、レシートをはる)

ざっくり分けるとこのようになります!
3と4の間に会計ソフトに入力するという項目
があります。

では、2以降から解説していきます。

ー取っておく
請求書は、売上は月1回請求書を出すと思い
ますので、月1回で請求書を保存です。

仕入は都度仕入であれば、都度で、月1回で
あれば月1回で保存です。

経費はその都度だと思うのでその都度で保存
を行います。

上記の保存段階で、売上、仕入、経費と3の
クリアファイルに分けていくと便利です。
後で整理する多数が減ります。

ー判断
売上と仕入は判断不要だと思います。
というのは、判断せずともわかりますよね?

問題は経費です。事業に関係ない経費だと
後々税務調査で問題となりますので、判断
したいところです。

判断の指針として・・・
・売上に関係ある?
・使った理由は?
・その経費の内容は見られても大丈夫?

この3をクリアーすればとりあえず大丈夫!
売上に関係するかどうかは、具体的に売上に
ならなくても大丈夫です。

ー会計ソフトに入力
会計ソフトに入力するのは、毎日やりましょう!
ただ、毎日入力するのは、経費だけです。
前日使った経費の領収書やレシートを見ながら
入力していきましょう!

ここで忘れてはいけないのが、預金です。
預金は、1週間に1回は記帳して、入力を
やりましょう!

ー整理
後は、整理するだけです。
売上は月1回、仕入はその都度や月1回、経費は
毎日整理をやっていますから整理の必要は
ないと思います。

預金も1週間分だけになっていますので、
記帳は1週間分です。

問題なのは、カード経費です。
どうすば良いかということですが、
カード明細を印刷して、引き落とし日に
経理することで漏れません。
しがって月1回で整理になります。

税務調査対策にも有効です!

上記の様にやることは税務調査対策にも有効
になります!
というのは、税務調査官は基本的に性悪説で
判断してきます!

例えば、資料が整理できていないとなぜか
領収書のところまで行きますよ!と急に
席を立ち始め、ガサ入れを行います。

どのような方に調査の教育を受けたのかで
変わってきますが、ガサ入れと調査を混同
している調査官がいるのです。

税理士がいれば、そのような権限はない
でしょ?と言ってくれますが、社長様だけ
ですとどうでしょうかね?言えますか?

この様なことにならないように、整理は
特に重要な部分になります。
後で上げ足を取られないようにする必要
があるのかなと思います!

まとめ

毎日経理をやるということはちょっと
ハードルが高いなと感じると思います。
ですが、習慣にするとできるものです。

私も独立してから、上記の様にやって
来ています。もちろんITなどの効率化を
図ってはいますが・・・
領収書の整理はいまだに人力なので
どうしようもありません。

ですが、毎日やることで、会社の状態
を知ることができますので、感覚と
実績との差がなくなっていきます!
特に黒字になってくると嬉しいもの
です。その分税金はかかりますが・・

こういった状態で、税理士に相談すれば
結構具体的な決算対策を教えてくれたり
すると思いますので、税理士報酬の削減
にもなるのかなと思います。

 


編集後記

昨日は、ブログのメニューの追加作業
ギターの練習、資料作りなどをしました。
ほとんど仕事をしてない(笑)
でも大丈夫です。

顧問料が発生している会社はあるのです。
税理士の良いところは、仕事しなくとも
顧問料で頂けるので、自由にできるところ
だと思いっています。




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。